フレンズ(Friends)観ても楽しい、最適すぎるリスニング題材
(画像:http://www.tvguide.comより)
「フレンズ(Friends)」はアメリカのシットコム。
世界中で大人気でした。
もちろん私も大好きです。
でも、リアルタイムで放送されていた頃は、なぜかあまり興味がなくて数回観たことがあるくらいでした。
そして、放送がすっかり終了して2年ぐらい経った頃(2006年辺り)、リスニング力を強化させたくて「フレンズ(Friends)」のDVDを手に取ることになりました。
試しに「シリーズ1」をレンタルしました。
そうしたらなんと・・・・。
フレンズ シーズン1-10 全巻セット(21枚組) [Blu-ray]
フレンズ(Friends)のあらすじ
場面はニューヨークのとあるカフェ「セントラル・パーク(Centrak Perk)」。
ここは主人公である6人にとって重要な場所の1つです。
ある日、ロス、モニカ、ジョーイ、フィービー、チャンドラーがいつものようにお茶をしています。
そこにウェディングドレス姿のレイチェルが飛び込んできます。
彼女は高校時代の友人だったモニカを頼ってやってきました。
「私、結婚式に呼ばれてないけど」
「ああ、呼んでなかった」
などと、話はテンポよく進み、世間知らずのお嬢様のレイチェルがモニカのアパートに転がり込みフラットメイトになることに・・・。
シリーズ1を通して観てみましたが、それだけで「面白い」と確信しました。
世界中で人気を博しているのもうなずけました。
シリーズ1を観ただけですっかりフレンズのファンになってしまった私は、その日のうちに全シリーズを購入しました。
いつでも観ることができるようにしておきたかったので、レンタルなんて生ぬるいことはせずに大人買いです。
DVDが届くのがどんなに待ち遠しかったことか笑。
でも、全シリーズ購入して「後悔した」ということはまったくありません。
フレンズは少なくとも3、4回は通して観ましたし、聞き取れないセリフは何度も繰り返して聞きました。
だから、今では台詞の大部分を覚えてしまっています。
結果、リスニングの向上につながりました。
それにセリフの言い回しを個人的な英会話で使ったりもしています。
リスニングの教材として「フレンズ(Friends)」の難易度はそんなに高くありません。
ストーリーやセリフが面白いので、興味のレベルを維持したままリスニングができるところが気に入っています。
私のDVDは字幕が表示できるバージョンです。
だから、
「あれ?今、レイチェルは何て言った?」
というときにはいつでも、字幕を読んで確認することができます。
でも、字幕を確認しても、
「このフレーズってどういう意味?」
っていうときもありますよね。
イディオムとかコロケーションとか・・・。
そんなときは、
「ネットで検索する」
もしくは、
「Friends(+)その分からないフーレズ」
でを検索するとほとんどヒットしますよ。
なぜなら、世界中でたくさんの人が「フレンズ(Friends)」の台詞について書いているからです。
日本人でも解説している人がたくさんいるので、日本語の解説で読むことができます。
だから疑問はちゃんと解消されます。
(日本人が分からないところは似たり寄ったりですし・・・)
フレンズは「英語音声」「日本語音声」「日本語字幕」どれがいい?
「吹き替え版も面白い!」
とインターネットの口コミにありましたが、お勧めはやはり
「英語音声+英語字幕」です。
英語音声なら、役者さんたちの生の声を聞けます。
例えば、
「コートニー・コックスの話し方はハキハキしている」
「マシュー・ペリーの話し方はソフト」
なんていう違いを感じてみたり、
ジェニファー・アニストンが主演する映画を観たときに、
「ああやっぱりジェニファー・アニストンの発音は聞きやすい〜」
とひそかに満足してみたり、
「マダガスカル」というアニメを観れば、
「あ、ロスの声だ!」
と発見して喜んだりできるからです。
「英語音声」+「日本語字幕」でも役者の声を聴けます。
でも、英語学習に使いたいなら「英語音声」+「英語字幕」がお勧めです。
お気に入りの回
私が気に入っている回は数えきれないほどあります。
中でもゲスト俳優、特に私の気に入っている俳優が登場する回が気に入っています。
それは、モニカの彼氏のリチャード役だった渋くて素敵なトム・セレック(Tom Selleck)だったり、
レイチェルの姉妹がリース・ウィザースプーン(Reese Witherspoon)やクリスティナ・アップルゲイト(Christina Applegate)だったり、
ブラッド・ピットが登場したり・・・豪華です。
さらに私の胸が躍ったのは、ロスがイギリス人のエミリーとロンドンで挙式をする回です。
ロンドンで登場したエミリーの父役がトム・コンティ(Tom Conti)、継母役がジェニファー・サウンダーズ(Jennifer Saunders)だったことです。
彼らはイギリスでは有名な役者。
イギリスのシットコムの大ファンなので、これは嬉しかったです。
もう一つ、シリーズ2の「セントラル・パーク」での出来事。
いつもはフィービーがギターを弾きながら歌うのですが、なんと「The Pretenders」のクリッシー・ハインド(Chrissie Hynde)がパフォーマンスを披露してくれます。
「Angel of the Morning」をあのボイスで歌ってくれます。
クリスマス時期になると「The pretenders」の「2000 Miles」が定番のように流れますが、まさにあの声です。
最初に聞いたとき、ハートがぐっと掴まれてしまったような感覚を覚えました。
クロージングではフィービーと一緒に「Smelly Cat」を歌います。
アレンジしてプロっぽく歌うクリッシーに、フィービーが注意するのが笑えます。
お気に入りのキャラクター
私が一番気に入っているキャラクターはダントツでロス役のデイヴィッド・シュワイマーです。
この人は天才じゃないかと思うほど面白いです!
フレンズ(Friends)を製作するにあたって、まず、デイヴィッド・シュワイマー(David Schwimmer)がキャストに組み入れられました。
そして、彼のイメージを元にドラマ制作が始まったそうです。
ロスの話し方、声、表情も特徴的なのですが、しぐさや間の取り方も絶妙です。
アパートが見つかってレイチェルとフィービーと一緒に飛び跳ねてみたり、サンドイッチを捨てられてしまって激怒したり、バグパイプを一生懸命に吹いてみたり・・・。
6人の中では一番のインテリジェンスキャラなのに、ロスで笑ったのが一番多いです。
それからフィービー。
フィービーのちょっと気味の悪い、意味の分からない歌がたまらないです。
例えば「Snowman」という歌は、
I made a man with eyes of coal
(私は石炭の目の男(雪だるま)を作った)
and a smile so bewitchin’.
(そしてうっとり笑顔)
How was I supposed to know
(どうして私に分かるというの?)
that my mom was dead in the kitchen?
(お母さんが台所で死んでいることを)
La lalala laaa la lala La lalala la la…
(ララララララ・・・)
「Shower Song」では、
I’m in the shower and I’m writing a song
(私はシャワーの中で歌を作っている)
Stop me if you’ve heard it.
(もし聞こえたら私を止めてね)
My skin is soapy, and my hair is wet,
(私の体は泡だらけ、私の髪は濡れている)
and Tegrin spelled backward is Nirget.
(「Tegrin(シャンプーのブランド)」を逆さに言うと「Nirget」なのよ)
Lather, rinse, repeat
(泡立てて、すすいで、それを繰り返して)
and lather, rinse, repeat
(泡立てて、すすいで、繰り返して)
and lather, rinse, repeat
(泡立てて、すすいで、繰り返して)
as needed.
(必要に応じて~)
意味が分からないですよね。
でも、これが魅力なのです。
シリーズ1~2辺りはまだ90年代なので、当時のファッションやヘアスタイル、それからポケベルといった懐かしいアイテムが登場します。
でも人間関係は、今も昔もそんなに大きく変わらないので、ストーリーは今でも十分に楽しめます。
若いジェニファー・アニストンやコートニー・コックスをぜひ堪能してみてください。
ジェニファーは最初の頃は声が高くて可愛いです。
コートニーはも若い時から端麗な美しさです。
リスニングで「フレンズ」を使うならアメリカやイギリスから英語版を購入した方が格安になることが多いです。
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Friends: The Complete Series [DVD] [2002] [2004](イギリスのアマゾン)
Friends: The Complete Series Collection(アメリカのアマゾン)