Fawlty Towers (フォルティ・タワーズ)

2021年10月15日

250px-fawlty_towers_title_card
(画像:Wikipediaより)

1975年から79年にかけて放映されたシットコムです。

2004年のBBCによる「シットコムベスト100」では5位にランクインしましたが、個人的には一押しなコメディです。

リスニングの難易度は初級後半~中級ぐらいあたりかと思います。
ジョン・クリースの発音はとてもきれいなので聞きやすいと思います。
聞き取れなくても、登場人物のしぐさでかなり笑えるのですが・・・。

フォルティ・タワーズのあらすじと感想

fawltytowers
(画像:http://www.bbc.co.ukより)

主なキャスト

バジル・フォルティ:ジョン・クリーズ(John Cleese)
シビル・フォルティ :プルネラ・スケイルズ(Prunella Scales)
マニュエル:アンドリュー・サックス(Andrew Sachs)
ポリー・シャーマン:コニー・ブース(Connie Booth)

ジョン・クリース扮する「バジル・フォルティ」は、B&B(ベッドアンドブレックファースト:イギリスの宿の形式)「フォルティタワーズ」の経営者。
人使いの荒い横柄な妻シビル、スペイン人従業員のマニュエル、一番まともと思われるイギリス人従業員のポリー、その他の風変わりな宿泊客たちと、毎回ドタバタの笑いが起こります。

お勧めの回は「全て!」と言いたいぐらい、面白いエピソードばかりです。
でも強いて挙げるなら以下の回です。

・The Hotel Inspector
・Gourmet Night
・Waldorf Salad
・The Kipper and the Corpse

全部の回で笑いましたが、特にこの4つのエピソードは大笑いしました。
ジョン・クリースは天才としか言いようがないです!

海外のビジネススクール(ホスピタリティコースなど)では「やってはいけない接客態度」を学ぶのに「Fawlty Towers」のビデオが授業で使われるそうです。
確かにこんなB&Bは観ていて面白いけど、実際に泊まりたいかと問われたら考えちゃいますよね。

もう一つの見どころは、オープニングで映し出されれる画像(この記事の冒頭に掲載してあります)。

毎回気をつけて見てみると分かるのですが、「Fawlty Towers」のアルファベットが入れ替わって違う意味になっています。

ジョン・クリースはイギリスで大成功したシットコム「モンティ・パイソン」のメインキャラクターの1人でした。
あまりの人気だったのでその後のシリーズも予定されていたのですが、ジョン・クリースは出演を断りました。

なぜなら、彼は「Fawlty Tower」を構想中で、その製作活動に移行したからです。
結果として、このシリーズは大ヒットしました。

もし抵抗がなければ、イギリスのシットコムはイギリスのアマゾンからの入手をおすすめします。
日本のアマゾンでも「フォルティタワーズ」のDVDは購入できるのですが、イギリスのアマゾンならコンプリートセットが格安で注文できるからです。

残念ながら日本アマゾンのアカウントは使えないのでアカウントを新規で取得する必要があります。
でも、一度作ってしまえば、操作方法は日本のアマゾンとほぼ同じだし、イギリスでしか手に入らないアイテムを購入できますよ!

私はイギリスのDVDはイギリスのアマゾンからいつも注文しますが、全て問題なく到着しています。

「フォルティタワーズ」DVDの一覧はこちら

「フォルティタワーズ」DVDの一覧はこちら(イギリス)