Open All Hours (イギリスのシットコム)

2021年10月15日

open_all_hours(画像:Wikipediaより)

70年~80年代にBBCで放映されたイギリスのシットコム。
タイトルの「Open All Hours」は「いつも開店しています」という意味です。

24時間営業ではないにしろ、朝の暗いうちから店を開けています。

リスニングのレベルとしては「中級程度」かなという印象を受けました。
というのも、まず出演者全員がちょっと早口であること、イギリスならではの言い回しがあり、そして、アルバートが「吃音(どもり、ですね)」持ちのキャラだから、すんなり耳に入ってこないかもしれないです。
そのため、DVDを観る際には、字幕を表示させるのがおすすめです。

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「Open All Hours」は、イギリス南ヨークシャーのドンカスターという町にある小さい食料品店が舞台のシットコムです。

店主のアルバートのアルバート(ロニー・ベイカー:Ronnie Barker)は、ケチで人にモノを売りつけるのが上手です。
自分では出費をケチるくせに、店に入った顧客には巧みに言いくるめて何かを買わせます。
彼のお気に入りは、向かいに住む助産婦のグラディス(リンダ・バロン:Lynda Baron)。
いつでも「結婚しよう」「僕の吃音には君が必要だ」などと、プロポーズをしています。
でも、グラディスからは軽くあしらわれてしまいます。

アルバートの甥のグランヴィル(デイヴィット・ジェイソン:David Jason)は、従事しています。
グランヴィルが小さいときにシングルマザーの母親を亡くしたので、アルバートが父親代わりとして育ててきました。
グランヴィルは、ちょっと奥手で優しいキャラクターです。

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(画像:ウィキペディアより)

ディヴィッド・ジェイソンは、Only Fools and Horsesの「デルボーイ」で主演をしています。

デイヴィッド・ジェイソンは、イギリスでは大御所レベルの役者です。
「Open All Hours」では、若くてスリムなデイヴィッドを観ることができます。

70年代、80年代なので、昔のお店の雰囲気や、店頭にある商品がレトロな感じで、個人的には見ていてとても楽しいです。
「日本でおなじみ商品って昔はあんなパッケージだったんだ」とか、
「パンやハムってこんな風に購入していたんだ」といった小さな感動がありますね。

個人的に気に入っているのは、お店のレジです。
「ガチャン、ガチャン」と重々しく打ち込んで、レバーを下す・・・といった仕草が時代を感じさせてくれます。

海外のお店、昔のお店に興味のある人は楽しめると思います。

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2013年にスペシャル番組が放映されたときのタイトルは、「Still Open All Hours (まだいつも開店しています)」です。
イギリスならではの茶目っ気がたっぷりのユーモアがうかがえます。

「Open All Hours」は、2013年の特別版を含めると全部で26ストーリーです。

日本のアマゾンでもDVDセットが購入できますが、私のおすすめは、イギリスのアマゾンから直接DVDを購入することです。
その方が、送料を含めたとしても、かなり割安になることが多いです。
日本だとコンプリートセットは高いし、かといって、ばらばらで購入するのも割高です。

イギリスのコンプリートセットなら30ポンド以下(3,000~3,500円ぐらい)で購入できます。
日本アマゾンのアカウントは使えないので、アカウントを新規で取得する必要があります。

でも、一度作ってしまえば、操作方法は日本のアマゾンとほぼ同じだし、イギリスでしか手に入らないアイテムを購入できますよ!
私はイギリスのDVDはイギリスのアマゾンからいつも注文しますが、全て問題なく到着しています。

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